今日は美容の話ではなく、山田の経験談のお話。
そんな難しい話ではなく、山田の経験した「あー、たしかにねー。」くらいの話。
ちょっと変化が苦手とか変わることに恐れている人が読むと多少楽になるかも、ならないかも。
ネガティブ要素強めに感じるかもしれませんが、文章の雰囲気ほど暗い話ではありません。
お時間ある人どうぞ。
進学、就職、転職、結婚などの何かを始める、辞めるなど、自分の人生において決断を迫られる時がありますよね。
私、山田の場合は・・・高校卒業と同時に神奈川の大学に就職、2年で大学を辞め(自分では早期卒業と呼んでいます←はぁ?)、美容学校に入り、都内美容室に就職、5年後美容室を辞め、ホテルに派遣社員、と同時にフリーランス美容師、半年後、フリーランス美容師一本化、5年後新潟に引っ越しと同時に独立、そのまま現在です。
こうやって書いていくとまあまあ変化していますね!
自分で考えて考えて、始めるとか辞める決断をしているわけですが、決まって周りには
「やらないほうがいいよー!」
という否定派がいます。
絶対にいます。
大学を辞めるときも
「学歴大事だよー。」
「美容師より大卒の方が給料がいいし。」
「絶対後悔するって。」
みたいな誰もが知ってることを説得材料として言ってくるんですよね。
それを全部ひっくるめて『辞めたい』と思っているのに。
んで、最後には決まって
「オマエのことを考えて言ってる。」
って言われるんだけど、だいたいそういう人はやめたら連絡とらなくなります。
相手のことを考えてくれてたら連絡くれてもよさそうですけどね。
転職の時もそうです。
僕は上司、職場の環境が嫌すぎて一度美容師を辞めましたが、そのときだって
「辞めたやつはみんな後悔してる。」
「もっと続ければ上の立場になれる。」
「嫌だからやめる転職より目的を持った転職をした方がいいよ。」
とか上司に言われましたが、辞めてから一度もその職場に戻りたいと思ったことはありませんし、
「若いうちにいろんなことを経験しておけ。」
とか世間では言われていますが、いざいろんな経験をしようとすると賛成してくれる人は少なめです。
一度、美容師を外から見るために美容師を辞めることも必要な期間でしたけどね、あまり周りには理解されなかったようです。
それからフリーランスの美容師に。
その時も美容師時代の元同僚からは、
「基本給ないなんてリスクありすぎじゃない?」
「マンツーマンなんてお客さんいっぱいできないから技術力上がらないんじゃない?」
という否定意見。
でも結果的に給料なんて、当時の倍くらいになったし、技術も責任感あがっていろんな講習会に出たおかげで幅は広がりましたし、独立前のいい経験になりました。
独立の時も。
「美容室って1年で5割がつぶれて、3年で7割がつぶれるんだって。本当に大丈夫?」
とかね。
(心配してくれているような、辞めたほうがいいよという意味のような・・・。)
ネットで調べた情報を、出店する人が知らないわけないじゃないですか?
その人が目標にしていたことも、リスクがあるとあまり賛成されないようです。
私生活でも自分で決断することっていっぱいあるじゃないですか。
改めて『決断』とか書くと重いですけど、自分で決めること。
色々悩んで髪型を変えるとか、いつもと違う服装を買ってみたり、誰かとお付き合いするとか、一人暮らしを始めるとか、なんかしらの変化があるときに、他人の意見が満場一致で賛成って絶対ないと思うんですよね。
髪型を変えたときでさえも、「前の方がよかったよぉ。」とか言っちゃう人もいるわけで。
そんでもって、否定的な意見って強い。
なんか勢いがあるというか、日本人の特性なのか否定的な意見ってショックを受けつつ、その後も考えさせられます。
かと言って、その意見が多数派の意見でもないし、ちゃんとした裏付けがあるわけでもない。
ただ1人の『勢いの強い』意見ってことなんですよね。
強いだけで正しいと限らないというか。
もちろんその意見に左右されて行動しても誰も責任をとってくれないので、結局は自分の判断が大事ってことですね。
こんな感じで自分の経験談ですが、だいたい変化しようとすると否定されます。
というか、賛成の人、見守る人、反対の人がいて、反対意見の方が強く、心に残りやすい。
『個性が大事』と言われていますが、いざ周りと違いを出そうとすると、
「そんなこと誰もやってない。」と否定されるんです。
別に相談ではなく、決まったことを伝えただけでも。
そんなもんです。
今でさえ『そんなもん』と割り切れますが、もともと自分も人の意見に左右されるタイプでしたが、人の意見で行動するって自分のためにならないことが多く、最終的には「あの時ああいうふうに言われたから!」と他人のせいにしがちになるのです。
結局何事も自分でトライ&エラーを繰り返していくしかないんだなと思っています。
自分で決めたことで失敗(エラー)しても次につながりますからね!
だから自分で決めたことって経験がプラスされる分、トライしただけで長い目で見たら成功じゃないですかね?
ちなみに僕は自分で決断した報告を受けた時はほとんどの場合、
「お!いいっすね!」って言います。
「どっちがいいですかね?」と聞かれた時も「どっちもいい!」っていうし、
自分で悩み抜いた決断には基本的に賛成で背中を押すことにしています。
僕たちもroomRoomを長く続けていくためにトライ&エラーをしていくと思いますが、どうぞこれからもお付き合いください。