【髪質改善】
特に女性の方は聞いたことあったり、字面を見たことがあるかもしれませんね!
たぶん、ストレートヘアのさらさらの髪になりたい人向けのメニューってことだと思います。
今日はそんなお話。
よければどうぞ!
髪質改善ってなんなの??
誰が言いだしたのかはわかりませんが、数年前からそのワードは登場しました。
最初に言っておきますが、髪質改善の定義はありません。
???
どういうことかというと、
A店での髪質改善は、【縮毛矯正】だったり、
B店での髪質改善は、【酸熱トリートメント】だったり、
C店での髪質改善は、【システムトリートメント】だったりします。
美容業界全体で定義が決まっていないので、お店によってどういう施術をするの違うんです。
なので、(思っていたものと違う)というリスクを最小限にするために事前にお店がどういう“髪質改善”するかを調べる必要がありそうです。
どうやって調べるのか
ほとんどのお店が髪質改善として載せている写真は、ストレートヘアのさらっさらの写真だと思います。
縮毛矯正をかけたのか、トリートメント後にアイロンをしたのかは写真だけでは判断がつかないので、直接お店に聞くのが一番正確です。
あとはメニューの名前。
【髪質改善ストレート】なのか【髪質改善トリートメント】なのか。
ストレートならおそらく高価格で時間もかかると思いますし、トリートメントならストレートと比べたらお手軽にできると思いますが、でも通常のトリートメントよりは高いそんなイメージですね。
まっ、でもお店に直接聞いた方が早いですね!
「前のお店で髪質改善しました!」は少しリスクがありそうです
さきほど書いたように、髪質改善は、ストレート、酸熱トリートメント、システムトリートメントなどがあります。
美容師からすれば「やる前よりサラサラになれば髪質改善でしょ。」っていう考えの人もいるので、なにをするかは美容師次第ってことになりそうです。
でも普通に考えると美容室帰りって普通に毎回サラサラだから、仕上がり直後ってお客さんからしたら判断できないですよね。
確かに、Instagramやホットペッパーでの写真をみるとさらっさらっぽい写真だし、実際さらさらでツヤツヤだと思います。
ただある程度の確率で、
「ちょっと前に酸熱トリートメントしました」って言われて髪触ると、なんかそこだけ髪が硬くなっていたり、
「毎回髪質改善トリートメントしてます」って言われて髪を触ってみると、(その割には・・・あんまり・・・)って方もいます。
改善しているかしてないかは、美容室帰り直後ではなく、1、2週間経ってからご自身で判断も必要ですね!
サラサラストレートヘアにするためには・・・
髪質改善という言葉を使わずにロングの人が『 サラサラストレートヘアでツヤツヤ』にするためには・・・、で考えていきましょう。
ざっくりですよ。
直毛
もともと直毛だけど、ダメージ次第でまとまり、広がりが違います。ダメージレベルによりサラサラにする工程が変わります。
直毛でダメージが少ない人
この髪質をめざすのですでにこの髪質の方は今の髪を維持すればよいので、定期的なカット、お家でのケアでよい状態をキープしましょう!
直毛でまあまあのダメージの人
トリートメントですね!表面をコーティングするものではなく、内部をしっかり保湿してくれるトリートメントが必要です。
直毛でハイダメージの人
ブリーチ、パーマなどで枝毛ができているようなダメージの方は、トリートメントだけでは改善しきれないので、『酸性ストレート』と『内部補修のトリートメント』でが必要です。満足いくさらさらヘアは難易度が高し。
クセ毛
クセ毛の方がストレートヘアを目指すなら縮毛矯正(ストレート)は必須です。
クセ毛でダメージ少ない人
縮毛矯正(ストレート)だけでもやったあとはサラサラになりやすいです。使う薬剤によりその後は硬くなることもあります。
クセ毛ですでに縮毛矯正やってる人
根元のクセを伸ばす必要があります。すでにやっている箇所がかたくなっている場合は内部補修のトリートメントが必要です。
クセ毛でブリーチや縮矯正毛を繰り返してる人
昔はお断り案件でしたが、今は『酸性ストレート』ができるようになったのでお店、美容師によってはできることもあります。できないところもあります。長時間、高価格を覚悟しましょう。
ざっくりこんな感じです。
“髪質改善”という言葉を使うとあいまいですが、サラサラストレートになりたい!というゴールが明確ならやる工程はなんとなく決まってきます。
最後に注意点
ちょっと注意点ですが、
髪質改善という定義がないことをいいことに、大したことないトリートメントを使って表面コーティングして「改善しましたねー!」って仕上げてる美容師もなかにはいるらしいです。
あとクセ毛の人に「うちのトリートメントはクセも伸びます!」って言っている美容師は信じてはいけません。
クセは絶対にトリートメントでは伸びませんし、もし伸びたらトリートメントの中にパーマ剤を入れられているので嘘つかれてます。
要注意です。
あと、熱処理について。
美容室の場合アイロンで熱を髪に当てることによってトリートメントの定着をよくするために使ったりしますが、
場合により、トリートメントなのに髪を硬くしたり、トリートメントなのにダメージが進んだりする場合もあります。
ちなみにroomRoomで髪質改善トリートメントと呼んでいいトリートメントは『リンゴ幹細胞トリートメント』です。
残留物除去→内部にしっかり浸透→仕上げにアイロンで水分を飛ばすことによりトリートメントのもちが全然違います。
本気で内部にしっかり栄養が入ります。
念のため言っておきますが、リンゴの後のアイロンは見た目をよくするためではなく定着を良くするために必要なので、絶対必要な工程です。
トリートメントなのでクセは伸びません。
縮毛矯正で硬くなってしまった髪は柔らかくなり扱いやすくなりますますし、効きがもつ人は長い人で3か月ほどもちます。(山田調べ。)
ただお客さんからすると『まさか3か月前のトリートメントが残っているとは思ってない』ので、「なんかわかんないけど、最近髪の調子がいいです。」っていうお言葉をいただくことがあります。
(いや、リンゴのおかげだよー!!)と思うけど、もしかしたら家でめっちゃケアしてるのかもしれませんしあんまりでしゃばらないようにはしています。
こちらの手柄ゼロですが、お客さんの髪がよくなっているならいいのです。
以上、健康な髪をめざすならお客さんの判断も必要ですよ!って言うお話でした。
では!