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はじめに
僕は基本的にサロンワーク中は白のTシャツを切るんですが、この間枚数を数えてみたら22枚ありました。
常に新しい白Tを着ていくぜ。
はい、気を取り直してお勉強についてのブログです。
美容師の勉強方法一覧
美容師って常に勉強が必要とされる職業の一つだと思うん方法はですが、勉強は人それぞれです。
若いときは「美術館に行って感性を磨きなさい」と、言われるがままにとりあえず美術館に行ってみたり、
「ホテルのラウンジでコーヒーを飲んでお金持ちの人がどんな会話をしているのか耳を傾けてきなさい」と言われて、好きじゃない当時はコーヒーを1時間かけて飲んだり、
「高級なお店に行き、声のトーン、間(ま)、振る舞いを感じ取りなさい」と言われれば緊張しながらご飯を食べに行き接客についてを学んだこともありました。
普段と違うところに行っていろんなお客さんの層に対応できるようにしておきなさいという社長からのメッセージだった思います。
いろんな所に行って、いろんなものを見て、いろんな経験をして、意味を考えることが勉強になります、というか無意識に見習ったり反面教師にしたりしています。
今書いたのは接客の。
技術(カット、カラー、パーマ、ストレートパーマなど)や薬(カラー、パーマ、ストレートパーマ、トリートメント、髪質改善など)やトレンド(スタイル、巻き方、メニュー提案など)のお勉強は下記があります。
SNS(Instagram、YouTubeなど)
無料で勉強するのならSNSが一番いいですね。
何万フォロワーいる美容師さんはやはりすごい。
野球で言えば大谷翔平くらいすごいし、サッカーで言えば久保建英くらいすごいし、テニスで言えば小田凱人くらいすごい。認知されてるかは置いておいてとにかくすごい。
そんな人たちが流行りの(この人たちが流行らせてるんだけど)カラーの塗り方や、顔まわりの作り、トラブルシューティングなどを短い動画で伝えてくれます。
美容師以外の人も観れるオープンなSNSなので『こんなデザインもあるよ』、『こんなにきれいになれるよ』という紹介動画ですね。
その動画を気に入ったお客さんの立場からすれば「この人にやってもらいたい!」、となり集客の効果もあるでしょうし、「このデザインすごい!けど、どうやってんだろ??教えてほしい!!」ってなった場合はお金を払って技術を学ぶことができます。それがオンラインサロン↓↓
オンラインサロン
オンラインサロンっていうのは、月額料金を払ってクローズドのグループ(鍵アカとか)などで講師が発信したり、コメントで質問したりできます。
習いごとみたいなもんですね、月謝を払って習う。
インスタで触りだけ発信して、その人がやっているやり方、アイテムを知りたい方はオンラインサロンに加入した人だけ知れる、と。
各分野に特化した美容師さんが講師となって情報を発信してくれます。
ストレートパーマとかブリーチとかショートカットとか似合わせとか髪のケアとか経営とか、いろいろあるんですよ。
例えば髪のケア。トリートメントだと「架橋反応がー」とか「ジマレイン酸がー」とか専門用語を使って深いところまで伝えてくれます。聞いたことないでしょ?ちゃんとお勉強しないと用語も理解できません。
【ダメージに効く】だけではなく、『ブリーチのダメージにはこれ』、『熱のダメージにはこれ』みたいな成分とかから解決したり。研究に近い感じもします。
世に出回っている商品だけでは解決できないのでオリジナルで商品を作っていて、めちゃくちゃいい。
それもオンラインサロン限定で買えるものだったりするので良い商品でも世に広く出回ることはありません。
狭く深くな感じですね。
roomRoomのシャンプー【SACHI】もオンラインサロンで共同で作りましたし、近々メニュー化するトリートメントもオンラインサロン限定商品。(めちゃめちゃいいです。髪質、ダメージの種類のよっては過去イチでいいです!!お楽しみに!!)
僕は2つのオンラインサロンに入っているのとyukiも何個か入っているみたいです。
メーカー、ディーラーの勉強会
もともとは勉強会と言えば、材料を卸しているディーラー、材料を作っているメーカーが開いてくれる勉強会を見に行くのがスタンダードでした。
新しい商品の発表とともに有名美容師がモデルさんを施術したり、目の前で技術を見るということを目的とした勉強会が主流でしたが、2020年以降はオンラインでの講習会が主流になりメーカー、ディーラー主催の勉強会は減ったような・・・。
いまでもありますけどね!
オンラインが主流になる前は東京にわざわざ足を運んだり、自分の住んでいる地域にお目当ての講師が来るまで待たなければいけなかったんですよね、定員もありますし。
営業日だと休まなければいけなかったり。(新潟は月曜開催の日が多いのでroomRoomの場合は休んでいかなければならないのです。)
そのデメリットをなくしたのがオンライン動画↓↓
オンライン動画
有名どころのものだと、1コマ¥5500とかで販売されています。
各メニューの最新情報だったり、SNSの配信の方法とか、カットだけでも“ボブ”、“くびれレイヤー”、“ウルフ”、“顔周り”とかね、いろいろ。
ライブで視聴すればコメントで質問もできます。
人気動画はアーカイブが残るので、需要があるものは学べるのです。
メーカーが販売しているものもありますが、自社商品を使っての動画だと無料とか、¥550円とかリーズナブルなものまで。自社製品の宣伝も込みだとお安くいけますね!
サブスクもあったりします。
オフラインの講習会は時間に縛られていたのですが、オンラインはやる気次第でいつでも勉強できるので最近はオンラインが主流なのかな、という感じ。個人店が多くなっていますので、子どもがいたりすると会場に足を運ぶのも難しかったりもしますし、東京で開催とかなってくるとなおさらですね。
そういう意味ではオンラインでの勉強が主流になってきた今は誰でも学べる時代になってきました。
自主練
結局、今書いた方法は勉強と言っても情報を得ることしかできず、美容師としての技術を上げることは実際にやることでしか上達しません。
見ただけで上手くなるのなら苦労はしません。
カラーの勉強をしたらウィッグや毛束で実際に色出しの実験をしたり、薬剤知識を得ても実際に自分で試さないといつまでたってもアップデートできないわけですね。
なので、オンラインサロンなどに加入して、色んな情報を得て『この技術を伸ばそう』というものを“自分で”いろんな形で試して、そこで気付きを得て、腕を磨くわけですね。
日々鍛錬です。
まとめ
無料の情報は気軽に幅広く情報を得ることができますがその分、ウソも混ざっているので要注意です。
もちろんSNSも。
#ブリーチなしカラー、なんていい例で、明らかにブリーチしなきゃ絶対にならない色がたくさん含まれています。
全国の美容師が迷惑しているようですが、それも自分で実験してみればさくっと解決できるんですけど、実際誰でも見れるので一般のお客さんのこともだましていることになるのでそこもまた問題なんですよね・・・。
ここに#ブリーチなしカラーって書いてあるじゃないですか!!
それ絶対うそのやつ・・・。うーむ、納得してくれるかな・・・。
的な、お客さんも美容師も得しないことがことはちょくちょく起こっています。
まぁ、担当する美容師からすればやっても希望通りにならないので、やるまえに丁寧に説明して納得してもらうしかないんですけど。
だからちゃんとした知識を得るためにはお金を払ってオンライン(オンラインサロン、オンライン動画)でお勉強をしています。
もしかしたら美容師も「え!この色ブリーチしなくてもなるの!?お客さんでやってみよ。」みたいな美容師もいるかもしれないわけで。
一緒になって間違った知識入れちゃってたら、結局お客さんに迷惑がかかるわけで。
だからお金をちゃんと払って信用ある人から習う、と。
たまに「え、オンラインサロン?怪しくない?」って言われますが、今や普通ですよ。普通に習い事。
オンラインサロンに加入していたことで、オリジナルシャンプー&トリートメントも共同で作れましたし、また別のオンラインサロンで勉強した知識を活かし、(お店でやる)オリジナルトリートメントもそろそろメニュー化します。
美容師の勉強って終わりがありませんが、どんどん良くなっていくので変化を怖がらず良いものは取り入れていきますので、よかったら新しい商品、新しいメニューを積極的にお試しくださいませ!
では!