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白髪対策シリーズ①

白髪対策シリーズ①

はじめに

今日は【白髪】の話です。
嫌われがちの白髪ですが、僕個人的にはもう少し年を重ねたら白髪と共存していわゆる『ロマンスグレー』とかになりたいんですよね。
、とは言ってもまだそこまで白髪も生えていないし、まだ先の未来になりそうですが。
だから白髪は生えてくれないと困るわけですが、生えているのを発見したらやはり年を重ねたということを意識してしまうので微妙な感情になる方の心情は十分理解できます。

白髪が生えてきたら、そこの毛穴からは次生えてくる毛も白髪なので、生え始めたら白髪とは長い付き合いになりそうです。なんなら生えてくれているだけでありがとうの感情を持った方が白髪とはずっと仲良くできそうです。

そんな付き合い方の話。

今は白髪との付き合い方も幅が広がってますからね。
長くなりそうなので、シリーズ化していこうと思います。(いつも長いけど。)

よくある質問

最近白髪が気になるんですけど、いつ白髪染めにしたらいいですか??

はいはい。基本的には《お客さん本人が気になったら》という感じなので、染めるタイミングに正解はありません。まだカラーで明るさと色味を楽しみたいのならアルミで白髪の部分だけ取って白髪染め、他はファッションカラーっていう可能性も、あるにはあります。

ファッションカラーと白髪染めの違いはなんですか?

違いが大きいのはカラーの色素の濃さ。白髪染めの方が断然濃い色素なので白髪がよく染まるのは白髪染めの方です。
あとはファッションカラーはいろんな色味が楽しめるのに対して白髪染めは基本的にはブラウンベース。色味の違いが出しづらいでしょう。
ちなみに白髪染めが染まれば白髪染めという解釈で、お店によってはマニキュア、ヘナも白髪染めに含まれる場合もあります。お店に確認しましょう。

ファッションカラーだと白髪って染まらないんですか?

染まるには染まりますが、白髪を染めたい人がファッションカラーで染めても満足いく染まりではないですね。白に“風味”が足される感じですね。

白髪って抜いちゃいけないんですか?

抜くのは良くないですね。また生えてくる毛も白髪ですし、生えはじめの髪が短い時はハネたりするし(だから切るのもよくない)、ハネるとそれはそれで染めづらいし、抜くことで頭皮にストレスがかかって白髪が増えるとも言われています。
僕は自分の表面のくせ毛っぽくなってる白髪は脱いちゃいますけどね、自己責任で。ホントはダメ!

これらはよくいただく質問ですが、考えるのは白髪だけではなく、髪のイメージ全体を考えてどうしたいかにもよります。
『しっかり白髪を染めたい!』という感じだと《暗めのカラーで染める》一択ですが、『ある程度なじめばいい。』『明るさをキープして白髪を目立たせなくしたい』、などいろんな可能性はあるものの、白髪の本数、白髪率によって提案する対処法が変わります。

白髪対策その1【まだ白髪が数える程度の場合】

実は白髪染めで一番難しいパターンです。
白髪しっかり染めると全体が暗くなるし、明るさを重視すると白髪が染まり切らない
対処方としてはいくつかありますが、それぞれメリット、デメリットがあります。

  1. 暗い白髪染めで全体暗くするのを覚悟で白髪を染める
  2. 明るい白髪染めで白髪は染まり切らないけど、パッと見て全体の髪となじむようにする
  3. 白髪の部分だけ白髪染め、他の髪はファッションカラー
  4. 全体にハイライトを入れることで白髪を目立たせなくする
  5. 髪全体をブリーチで明るくする
  6. 分け目を変える

他、抜く、切るは美容師的におすすめではないので、なし。

それぞれのメリット、デメリット。

1のメリットは、白髪をしっかり染めることで、分け目をかえたり、ふとした瞬間に白髪を発見することのストレスからは解放されます。
デメリットは、やはり暗くなるということ。さらに一度暗いカラーをした部分は色落ちを待つか、ブリーチでしか明るくならないのと、ブリーチをしてもオレンジっぽくなるので、暗い白髪染めは今後の予定も含めて検討したほうがいいですね!あと、暗く染めると白髪が伸びてきたのが目立ちやすいのもありますね。

2は、1よりもある程度の明るさをキープできるのはメリット。ただ間近で見たときは薄く染まっているのはわかってしまうのでしっかり染めたい人にはそこはデメリット。

3は本数が少なければ、通常のカラーのように楽しめるのはメリットですね!(※山田はこのやりかた推奨派)
デメリットは、先に白髪を染めた後に、ファッションカラーを上から塗ることになるので、純粋な白髪染めより薄く染まりやすい。本数が増えると暗いスジが多くなるのでムラに見えやすい。

4はなかなか深いです。最近は脱白髪染めが流行りつつ合ってこちらの方法推奨されています。
ハイライトを入れることで、イメージがナチュラルから少し遠のくかなと。個性的でありたい方、会社的に明るい髪がOKな方にとってはメリットが多い方法。ブリーチで全体にハイライトを入れるので1回の施術に時間がかかる(料金があがる)、のは少しデメリット。ハイライトがグラデーション状に入ることでより素敵になるのでまずは3回くらい繰り返すのがおすすめ。こちらの方法を辞めるには通常の白髪染めをすればいいので、気軽に挑戦できるのはメリットですね!ちなみにブリーチのダメージは適したケアブリーチにすればそこまで大きくダメージしないので心配しすぎなくいいかもしれません!

5は白髪対策というより、ブリーチしてれば白髪なんてあんまり気にならないよ!みたいな感じです。白髪も一回ブリーチした部分はカラーでも色が入ってくれるので自然と白髪対策にもなってるような感じですね。デメリットは色持ちが早い、黒髪が伸びたのがわかりやすい、色落ち後ダメージしてるように見える、ですかね。

6は根本的解決ではないですが、ぱっと見、目立たなくできる方法。髪にダメージを与えずに対策できるのはメリットですが、鏡で白髪を自然と探してしまう人には不向きですね。あくまで応急処置として。


長くなったので今回はここまで。

次回に続きます。

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