今日は立場の話。
何事も「同じ立場に立ってみないとわからない」と常々思ったりもします。
部下と上司とか、学生と社会人とか、社員と社長とか、子供と親とか、店員とお客さんとか、嫁と旦那とか・・・同じことが起こっても違う立場でものを見るから考え方が違う。
生活していれば自動的にいろんな立場を経験していくものですよね。
かといってすべての立場を体験できるわけでもないので、相手の立場の気持ちを感じ取るためには想像するしかないんですよね、みたいな話。
まだ独身のころは、
水たまりで遊ぶ保育園児の子どもをを無理やりにでも帰ろうとするママさんを見て、
(まだ遊び足りなそうだし、もうちょい遊んであげてもいいんじゃ!?)とか思っていたこともあったんだけど、親になってそれは本当に表面的なことしか見えてなかったんだなと。
当時の自分に「そんなこと百も承知で帰らなきゃいけないの。なにもわかってないね。」と言いたいくらい。
そりゃ1回だけ水たまり遊びに付き合うのは問題ないけど、雨の日毎回遊びたがるし、「帰るよー」って声かけなきゃ10分も20分も遊ぶからキリがないし、100%長靴の中が濡れるし、服も濡れるし、だから家でやること増えるし、だからご飯遅くなるし、結果的に腹減って不機嫌になるし、それでこっちも不機嫌になるし、寝るのも遅くなるし、だから次の日も寝不足気味で朝から不機嫌になってるし・・・的な負の悪循環が生まれるですよね。
そんな見えてない裏事情も親になってようやくわかる。
だから電車とかデパートとかで泣いてる子を見ても、自分が親になってからは、心の中で(ママさん、お疲れ様です。)とつぶやき、(わかるわかる。)という表情を浮かべます。
親になる前は(泣いてる子どもかわいそう。)の感情の方が強かったんですけどね。
立場が変わると景色が違いますね。
と、ママに怒られながらとぼとぼ歩いてる子どもをみて、そんなことをふと思い出した。
その子にも伝わってほしい。(無理だけど)
君のおかんは家に帰ってからもご飯を作ったり、洗い物したり、洗濯をたたんだり、君をお風呂に入れたり、自分と君の髪を乾かして、君の歯を磨いて、水飲んだ?トイレ行った?と色々気にかけながら君を寝かせた後に、明日の保育園の準備をしなければいけないんだ。だから帰り道も急いでる。21:00に君を寝かせるためには時間があるようで、ない。君が眠りについたあとの1,2時間だけの休息がようやく訪れて、(今日の帰り道怒りすぎちゃったなぁ。明日はやさしくしよ。)と思ってるはず。
でも結局また時間に追われると感情的に怒ってしまうけど、君も怒られながら成長したらいいよ。
と、そんなことを思った、晴れの日の夕方。