現実をお伝えするタイプの美容師、山田です。
だって理想と現実のギャップがあったら嫌じゃないですか。
ってことで今回はパーマについて。
初めてパーマをかける方によくあるパターンを・・・。
ショートスタイルや、メンズのパーマを考えている人への考えです。
どうぞ!
Content
初パーマカウンセリングの例
初パーマでよくある流れ。
今日はパーマで予約はいってましたが、どんな感じにしたいっていうのは具体的なイメージはありますか??
いや、ただかけてみたくて。どんな感じになるのかなぁって。
セットするときの悩みってありますか??ボリュームが出づらいとか、あとは・・・くしゃくしゃっと強めにかけたいか、流れを作りたいとかがあれば教えてください。
いやぁ、ふだんセットしないんで特にないです。
あ、そうなんですね。パーマだとセットしないとぼわぼわしちゃうので、スタイリング剤はつけたほうがいいですね。
あとショートスタイルの場合は朝絶対濡らしたほうがいいですけど、パーマかけたらできます??
あー・・・。じゃあ・・・、やります・・・。
初パーマの流れはこんな感じが多いです。
パーマ後に必要なこと
僕の場合ショートスタイルのパーマでは、
- スタイリング前は必ず濡らす
- スタイリング剤は必ずつける
- ドライヤーは手ぐしを通しすぎないで、持ち上げて乾かす
を必ずお願いしています。
お願いしてるっていうよりはそれをやらないんだったらパーマかけないほうがいいよって意味ですね!
(あ、いや、パーマしてるしてない関係なく、朝は濡らしてドライヤーしてスタイリング剤つけてほしいですけどね!パーマの場合はそれが顕著に出るので、パーマはそれがマストという意味ですね。)
それをベースとして、
スタイリング剤の種類だったり、スタイリング剤をつけるタイミングだったりを自分の好みに合わせてアレンジしていけばいいのです。
大事なことなのではっきり言いますが、
パーマをかけただけでは髪型は完成しません。
パーマの現実
だいたい男子学生は校則と部活という校則から解放される大学生になってから髪型に興味を持ち始める人が多いので、高校卒業して髪型が自由になったときに(ちょっと変わりたいな)ってパーマをやろうとすると、だいたい最初に書いたカウンセリングの流れになるんですよね。
ホットペッパーやお店のホームページやインスタのスタイル写真は仕上がりしか載っていないので、どうやってセットしているかなんてわかんないですよね。
スタイル写真があって、メニューに【カットパーマ】って書いてあったら、
お客さんの心理的には
(パーマすれば勝手にそのスタイルになるんですね!)
ってなるのも無理はないですよね。
もともとくせ毛でそのくせがいかせるのならパーマをかける必要もないわけで。
アイロンセットが上手いのならそれもまたパーマはそんなに必要ないかなとも思ってます。
山田的には、パーマはあくまで手段であり、最終目的ではないということ。
髪にウェーブ、カールをつけて、それをスタイリングでどう生かすかは本人次第。
毛流れを作るだけならば―っと乾かすだけでもいいかもしれないし、もじゃもじゃさせたいなら弱風で丁寧にウェーブが伸びないように。
素の髪でも、パーマでも、アイロンセットでもなりたい髪型があるのなら、朝のセットが大事です。
パーマがおすすめの人たち
山田的、パーマやったほうがいいかもねって人は・・・
- パーマスタイルでやりたい髪型が明確
- もともと直毛すぎて柔らかい雰囲気にしたい
- いつもセットしていて、ボリュームや流れが再現しづらいところがある
- 朝、濡らすし、スタイリングつけますって人
特に初めてパーマかける人にとっては、「パーマかける目的は?」とか聞かれても(????)だと思うけど、ただそれだと担当美容師におまかせになって、ある種【賭け】みたいな感じになるので、気に入るかは美容師の技量と好み(固定観念)次第な感じになってしまうので、なんとなくでもイメージを持っているといいかもしれませんね!
もし担当者に相談する場合は当日より、事前に相談したほうがいいですね!
この際はっきり言っておきます。
朝、髪を濡らさないならパーマやめたほうがいいぜ!
濡らすこと、セットすることが前提。
それがパーマ。
最後に
パーマかけるとセットが楽になるんすよね??
って言われる場合も結構あるんだけど、逆にセットが大変になる場合もあります。
ただかけておけばいいっていう問題でもない。
本当にパーマで解決できるのか、悩みを明確にするために担当美容師と相談したうえで決めるといいでしょう!
では!
追伸。
ちょっとパーマ否定的なブログに見えちゃうけどメンズパーマ大好きです! 山田