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ブリーチ実践編

ブリーチ実践編

はい、最近はブリーチのことについて続きますが今回は実践編です。

ブリーチしたことない方には流れの説明、ブリーチしてる方には(へぇ、美容師はそんな考えでやってるんですね)っていう回になっておりますので、お時間ある方どうぞ。


キャンセルがでて山田、yukiの同時に時間が空いたのでyukiのブリーチを。

染める前がこちら。

喝!!

ブリーチをしてから期間が空きすぎてます。

※まっ、二人同時に3時間空いてるってことがないので、なかなかブリーチチャンスがないわけであります。だからブリーチなしのカラーだけで凌いでいるのです

そうなると難易度が上がるので、仕上がりに影響するので要注意です。

トップの毛の長さは25cm、根元から8cmがブリーチしてないカラー毛、8cm~毛先まではブリーチ毛で、毛先の8cmは2回ブリーチしてますね、ふむふむ。

毛先は前回のカラーの残留があるみたいですね-。

金髪までは色落ちしてないので、過去のカラーの残留はあります。

うっすらブラウンやグレーが残ってるっぽいですね。なんか濁ってますし。

んで今回はピンクラベンダーにしたいみたいなので、毛先もブリーチが必要です。

大きく色のチェンジする場合や、ブリーチしてるとこをもっと明るくする場合にはもう一度ブリーチが必要になるのです。

根元8センチは初めてのブリーチなので強めの薬で、ブリーチしてないところとしてるところの境目がはっきりしてないのでダメージとブリーチのムラに注意して。前回のカラーがたしか3週間くらい前だからブリーチしても毛先のカラー剤の染料が残りそうだなぁ。
ピンクラベンダーだと16レベルくらいまでいけば問題なくいけそう。
今回で毛先のブリーチは3回目だから優しい薬で、途中でもトリートメントを足していこう。できるだけ健康に。

ということで、レッツゴー。

根元と中間~毛先をブリーチの強さで塗り分けて、一回流したらこんな感じ。

ブリーチしたことない人は衝撃でしょうけど、ブリーチするとこんな感じになります。

みんな口をそろえて

「田舎のヤンキーみたいですね」って言います。

“ヤンキー”っていう言葉もブリーチしたときにしか聞かなくなりましたね。

はい、気を取り直して・・・本題に戻りましょう。

予想通り毛先はカラーの残留色素が残りましたね。毛先が根元と比べるとちょっと茶色みというかオレンジっぽく、見えますかね??見えますね。

それが過去に染めたカラー剤の色の残り、それが残留色素。

今回は濃いめのピンクラベンダーなので、これくらいの残留色素なら問題ないでしょう。

希望色が、シルバーとか明るいブルー(水色)、ホワイトとかだともっと薄くしなければだめです。

黒染めとかしてると、その残留してる部分がブリーチしてもオレンジになったり、赤茶になったりするのです。(ブリーチすれば簡単に明るくなるわけじゃないってことですね。)

色の抜け具合により作れる色が決まってくるので、もう一度残留部分をブリーチしてできるだけ色を落としていくか、残留色素に合わせて、いける範囲の色で染めるか。

そこはお客さんと要相談です。料金も時間もだいぶ変わってくるので美容室の予約状況次第で2回ブリーチとかはできない時あるでしょう。

ちなみに黒染めじゃなくてもカラーは残留します。過去に入れた色が濃ければ濃いほど残るので、短期間でカラーチェンジを繰り返す人は濃く入れないほうが無難ですね。

残留色素が混ざっちゃって汚く見えちゃうので。

ブリーチのカラーの成功のカギは、いかにブリーチをきれいに抜くかにかかっていますね!

さっきも書きましたが、今回はこれくらいの残留色素なら問題ないので次の工程に進みます。

色を入れていきましょう。

(ホントは乾かすけど、今回はそのまま塗っていきます。)

んで時間をおいて色が入ったらシャンプー。

そしてシャンプー台でトリートメント。自分たちがカラーするときは基本的にリンゴ幹細胞トリートメントも一緒にやります。髪の芯まで栄養が入ってくれるトリートメントなので、カラーもきれいに見えるし、ツヤがめちゃめちゃ出ます。

パッサパサの髪では色がキレイに入ってもきれいに見えませんからね。

こちらはドライのみ。

写真ではわかりづらいですがさらっさらです。

毛先はブリーチ3回目とは思えないくらい健康。

いい感じです。

透明感、ダメージの抑制具合も問題なし。

んで、スタイリングオイルをつけるとこんな感じ。

はい、完成。

3時間でしたー。

ちゃんとした処理をすれば、ブリーチ後もツヤツヤです。

以上でブリーチの実践編を終わります。

最後に

傷む傷むと言われているブリーチですが、今回の3回目も余裕でした。

それは毎回ケアしてるから。

ブリーチにも強さがあって、髪のダメージによって使い分けたり、混ぜるトリートメントを使っていわゆる《ケアブリーチ》にすれば、従来のブリーチと比べると相当ダメージは抑えられるようになりました。

普通のカラーと比べると多少ダメージするかなくらいです。

ダメージでブリーチをあきらめていた方はそろそろチャレンジしてもいいかもしれませんね!

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