Content
小話
最近はシャンプー開発に参加していて、『育毛成分が入っている方がいいのか、入ってなくていいのか』っていう議論に、
『育毛成分が入っていなくても、頭皮環境が整うことが一番の育毛対策』という意見が一番しっくりきました。
洗浄力強めのシャンプーに育毛成分が入っているのと、
優しい洗浄成分のシャンプーに育毛成分がはいっていないのでは、
断然後者の方が育毛のためになっているのです!!でん!!
ということで、今回は薄毛、育毛、発毛です!
育毛の努力の成果はいつ出るのか
ここ最近のブログには老化防止対策についてお話ししております。
みんな嫌いな、《老化》。
頭皮で言えば薄毛、白髪です。
対策方法はわかったけど、「効果はいつ出るんだい!?」と思ってる方も少なくないと思います。
答えとしては、
人によって違う
としか答えられないのが正直なところ。
しっかり生えている時期から対策していた人は、していない自分と比較できないですし、
やや気になり始めた人が、対策を始めて減らない状態を維持できたとしてもそれが対策なおかげなのかは謎ですよね。
ただみんな間違いなく若さのピークを過ぎたら下降するので、対策する事で下降のペースをいかに緩やかにするかを目指すのです。
(↑は【育毛】の話ね!【発毛】とは別ね!違いは下に書きます。)
一番影響があるのは“遺伝”
やっぱり遺伝が一番関係していそうです。
ある程度の年齢にいったときに
「父親は40歳でだいぶ薄かったけど自分は45歳でもまだ髪はある程度ある!」
と感じれば成果が出ていると思った方がいいです!
親子カットで来たお客さんを見ても、つむじの位置が一緒だったり、襟足の生え方、髪質が一緒なんてことはよくあります。
「薄毛は母方の方のおじいちゃんからの遺伝が強いらしいよね!」とかいう都市伝説をよく聞きますが、
自分の経験上では、一番影響してんの同性の親じゃね!?って思ってます。
(自分が男性だったらお父さん、女性だったらお母さん。)
っていうかおじいちゃんとかまでいくと、時代的な“食”、“栄養”が全然違うと思うんであんまり参考にならなそうです。
何が言いたいかっていうと、山田の説があってるとしてね、
例えば、お父さんが40歳でかなりハゲ・・・薄毛だったとしたら息子も対策しなければ40歳で薄毛なる遺伝子を持ってるってことなんですけど、
毎日のシャンプーを優しいやつに変えたら50歳まで髪の毛が持ちました!ってなったら対策成功ですよ!
でもみんなやっぱり50歳過ぎても、どうせならずっとフサフサでいたいですよね。
じゃあ、ずっと育毛の対策が必要じゃんってことですね。
髪の毛を生やし続けるためには・・・
現在、髪が生えている人の老化防止(薄毛対策)って『今生えている髪、毛穴をいかに長生きさせるか』っていう対策になります。
世の中の【育毛】はそれです。
新たに生やすための対策ではないので、植物で言えば“土の質をよくする”ことです。
育毛の対策はいくつかあり
- 頭皮マッサージで血行促進(土を耕す)
- 頭皮環境を改善する薬剤使用(肥料)
- 頭皮用化粧水(水)
- シャンプーを優しいものに変える(水分を保ち、育ちやすい環境に)
対策すれば絶対長生きしますが、いつかは寿命が来ます。
毛穴があってもそこから毛が生えてこない場合、そこで新たに生やすのなら“種”が必要です。
そしたら発毛対策が必要です!
植物でも種植えてないのに、耕して肥料あげて水あげても、ねらった植物が生えてこないのと一緒。
(発毛は実際には瀕死状態の細胞を呼び起こすんですが、ここではわかりやすいように“種”としましょう。ちなみに細胞が完全に死んでしまっている場合はもう生えてきません。僕の解釈だと。)
発毛対策に必要なのは【発毛剤】。“種”入りの薬。
ただ種が入っていても土壌が悪ければ育たないので、同時に育毛対策も必要になります。
砂漠に植物の種まいても育たないのと一緒。
将来、「今生えてる髪を生やし続ける」のなら、常に【育毛】の対策、「本数は減ってないけど髪1本1本にハリコシが欲しい」なら【育毛】の対策、「本数が減ってきたかも!?毛を増やしたい!」と思ったら【発毛】の対策が必要です。
発毛の効果はいつ出るのか
発毛の効果が出始めるのは6か月からです。
毎日続けて6か月。
続けるって大変だと思います??
習慣にしちゃえば別に普通ですよ。
顔を洗う、歯を磨くと一緒で、『薬を飲む』、『薬をつける』っていうだけ。
さてタイプ別でみていきましょう!
病院で買えるもの
発毛する薬は、飲み薬なら皮膚科などの病院で買えます。
一般的には《ミノキシジル》や《プロペシア》が有名です。
自由診療なので値段は決まってませんが5000円くらい~1万円くらいみたいです。
持病があったりすると使えない場合があるので注意が必要ですね!
僕の周りで何人か飲んでいる人がいますが、始めて半年でみんな髪は増えているので効果は期待してよさそうです!
サボるとまた少なくなりますのでそこは注意ですね。筋トレと一緒ですね。
薬局で買えるもの
薬局で買えるのは頭皮への付け薬の《リアップ》が有名ですね。
《ミノキシジル》が入っています。
いまは特許がきれて後発品もいろいろあります。
こちらも髪は増えるという話ですが、もともとは血圧の薬だったこともあって血液や循環器の副作用が出る場合があるので使えない人もいるようです。
あと男性用と女性用で成分は一緒ですが、入っている割合、濃度が違うのでそこも要注意!
安いやつの効能はほとんど期待できなくて、あくまでも“やった感”の演出です。
髪を髪の毛って安い成分ではどうにもならないんですよね・・・。
美容室で買えるもの
美容室で買えるものも成分は値段に比例します。
安ければ効果はそれなり、高ければ効果も期待できます。
「まずは安いもので様子見を。」って考えもありそうですが、発毛はそんなに甘くはありません。
高い成分を使ってようやく生えてくるレベルなんです。
最近では“副作用のないミノキシジル”と言われている、『ピディオキシジル』がおすすめ成分ですね。
男女共に使えます。
濃度を考えると7000円くらいは出したほうが良さそうです。
あとは発毛の効果を発揮するために入っているとよい成分は『ヒト幹細胞培養液』。
ヒト幹細胞培養液は頭皮の新陳代謝を整えて、ヘアサイクルを正常に戻します。
こちらも副作用なし、男女共に使えるものなんです。
ピディオキシジル、ヒト幹細胞培養液どちらも入っているものは10000円くらい。
続けたら期待して良さそうですね。
最後に
育毛って幅が広いので、いままでより頭皮に優しいことになる行動、生活をすればそれは“育毛”なんですよね。
“体にいいこと”も結局は頭皮に対してもいいことなので、広く見ればそれは育毛です。
例えば、
- 規則正しい生活をする
- バランスの良い食事をとる
- 適度な運動をする
もちろん頭皮だけに対してやるだけでもいいこともありますね。
- 育毛剤をつける
- サロンシャンプーを使う
- 頭皮マッサージをする
- ヘッドスパを受ける
など。
これらの項目をどれだけ多くやっているかが将来の髪に結果が出るでしょう。
なので、
“食事は肉だけ。運動はしない。睡眠は4時間。シャンプーは適当。なのに育毛剤はつける。”
っていうのはほとんど意味ないです。
育毛剤つける前にやることがあるんです。
対して“発毛”はお金と継続が必要です。
眠っている細胞を呼び起こすには適した成分が必要なのです。
そして続けること。
気軽ではないですが、頭皮ストレスを減らし、発毛成分がはいっているものを使えば髪を増やす可能性は高いです。
、ということで常に育毛対策、「おやっ!?」と思ったら発毛対策です!
気になった日からから始めましょう!
では!