今回のブログは普段もやもやしていることをいつも以上に山田が本音を吐く回となっております。

決して他人を下げて、自分を上げようという魂胆はないことをご理解いただければと思います。

（本気出していきましょうよ）っていう想い。

自戒を込めて。

ではどうぞ。

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よくあるパターンをお話ししますね。

初来店のお客さんが「ずっと同じ美容師さんに担当してもらってたんですけど、久しぶりに美容室変えてみました！」

っていうお客さんの髪をチェックしてみると、

※この画像はいただいたものです。

（なんかワンレングスに量をすきバサミで適当に調整してるだけじゃね！？毛先スカスカだし。）

っていうパターン、あるんですよ。

んで、聞いてみるのです。

「いつもなんて言ってオーダーしてるんですか？」と。

「髪には詳しくないからいつもおまかせしてますー。」と。

そうすると、

（……。お客さんの要望で軽々のスタイルにしてるわけじゃないのか。それはマズイ。ぱさぱさ…。）というのが正直な意見。

長年同じスタイリストに担当してもらっていると「おまかせー。」「いつも通り！」ってなる人が一定数います。

初回でおまかせはまた別として、長く担当してる人の“おまかせ”は口には出さないけど、

「いつもいい感じなので今回もよろしく！信頼してます！」

だと思ってます。

僕は美容師とお客さんって信頼関係が大事だと思うんですよね。

ヘアスタイルを変えたくない人も一定数いるのでいつも通りのスタイルを切る人もいるんですが、

それとはまた別で、「『髪に詳しくない』っていうのをいいことに楽に切っちゃってんなぁ。」って思うことがあるんです。

だってレイヤーが全然入ってなくて適当にすきバサミで量の調整されてるだけだから、他の美容師が見たらそんなのすぐわかりますよ。

山田は思うのです(髪の専門家としておまかせされてるのだから、しっかり想いを込めて切れ)と。

毛先だけそろえておけばカット料金もらえるとか思っちゃってんのかな、と。

美容師ってそうじゃないと思うんですよね。

口に出さない気持ちとか、本音が言えない人もいるだろうし、なんか自分でもわかんないけどしっくりきてないパターンもあったり、ホントはいつもきれいにしたいけどいろんな事情で髪に時間かけれなかったりとかあるし。

そういうのを美容師が汲み取って手入れをしやすくしたり、今よりも素敵にするっていうのが美容師のやりがいと責務だと思うんですよね。

美容師って一般の人に比べたら髪について詳しくないとダメだと思うんですが、その知識をちゃんといかせてるんですかっていうことですね。

そりゃ、全員にこちらの想いが伝わるかではないけど、お客さんが気付かないところまでこだわるのが専門家としての義務だと思うんで、「ちゃんとやろうぜ！」っていう話でした。