髪の用語って世の中に出回っていて、その用語が正しく使われているならよりスムーズに伝わるんだけど、間違った使い方をするとちゃんと伝わらないので要注意です。
今回は『バング』の話。
わかります?バング。
前髪ですね。
メニューにもバングカットとか書いてあると思うんですけど、あれは前髪カットです。
前髪にもいろいろ種類がありましてね。
知っておいた方がいいこともあるでしょう。
種類別で書いていきましょう。
シースルーバング・・・薄めの前髪。前髪の奥行きの範囲を狭くすることで薄くなりおでこが透けてみえるくらいの厚さ。
奥行きは↓ね。
フルバング・・・厚みのある前髪。奥行きを厚くすることでパツっとしたラインがでます。
ワイドバング・・・横に広い前髪。横幅が広くなるので顔の面積が出ます。
サイドバング・・・前髪とサイドの髪の間の髪。
おくれ毛・・・前髪とサイドの髪の間の髪。
※と思ってたんですが、サイドバンクとおくれ毛ははっきりと違う髪と明記している美容師さんもいらっしゃいました!(2024年5月 追記)
(最近はこちらの呼び名の方がメジャーなのかもしれません。勘違いさせてしまった方すみません!)
触覚・・・おくれ毛と一緒。
(サイドバングorおくれ毛をリバースに巻いたら)天使の羽バング・・・前髪とサイドの髪の間の髪。
サイドバング、おくれ毛、触覚はひとくくりにされている場合もあったり、バング、サイドバングはあるけどおくれ毛は作らない場合もあったりもします。
天使の羽バングはセットありきの名称、そんな印象です。
でもきっとお店や美容師さんによって呼び名が違うこともあるでしょう。
オーダーする時は担当者に確認しましょう!
前髪が違うだけで髪の印象はだいぶ変わります。
それくらい重要なのです、顔周り&前髪は。
特に若い子なんて常に鏡と櫛を常備していて、信号待ちのたびに梳かしているのですから。
それくらい大事。前髪、命
だから美容師も息を止めて集中して切ります。
でもたまにオーダーがわけわからないことになってるときもあるわけです、正直なところ。
天使の羽バング作りたいんです。でも触覚とかサイドバングは嫌なんですよ。
みたいな。
セットの違いでは・・!!??
と軽いパニック状態になりながらも(どういう意図でそうしたいんだい?)ということを引き出します。
なんなら用語を使わないほうがわかりやすい。っつーことで美容用語は正しく使う必要があるわけですね!
画像持ってきて「これ作りたい!」と言ってくれた方がスムーズな時もあるよ。
よろしくぅ。