私、SNSをよく眺めているんですけどね、最近のSNSは自分に関連することとかめちゃめちゃ表示される仕様になってますよね?
ブログを書くときに調べたこととか広告とかにでてくるんでAGAの薬とか、シャンプーとか、美容室の宣伝が流れてくるんですよね。
広告に限らず知らない誰かの美容室体験記までも流れてくるようになっていて自分の関連からは逃れられない時代になっています。
その中でもよく見かけるのが「初めての美容室いったらカラーきれいに入ったけど¥5000のシャンプー買わされた!もう行かない!」みたいな投稿。
え?普通に断ればいいのでは??
という心情を抱きつつも、自分もお店で紹介した商品を“買ってくれ感”が出たらと思ったらいやだなと思ったのでここではっきりさせておきます。
必要ないなら断ってくれぃ。
ということを踏まえて今日のブログを書いていきます。
本日もどうぞよろしくお願いします。
Content
アイテムを紹介する
美容室でシャンプーやオイル、スタイリング剤を紹介するってなんにも悪いことじゃない。ですよね??
CMとかやってないから紹介されるかお客さんから聞かれなければ知られることのないアイテム、それが美容専売品。
ものはいいはずなのに、知られるか知られないかは美容師次第。
その日の仕上がりを気に入っていたならなおさらで、
美容師的考えはその日と同じものを使えば家での再現性も上がる、というかそれが一番手っ取り早い。
美容室の仕上がりを家で再現できないのは、手間を省いているか、技量の問題か、使ってるアイテムの問題かなのでまずは同じアイテムを使えば一つの原因は解決できます。(って今思いました。)
おそらく¥5000円っていうお値段も高く感じたと思いますが、サイズが500mlくらいだとサロンシャンプーの真ん中くらいのお値段なので、けっして高級なものを紹介したわけでもないですね!
カラーがきれいに入ったからこそ、きれいが保てるシャンプーを紹介したのでは!?
市販のシャンプーではすぐ色が落ちちゃうしね。
カラーが早く落ちちゃうのも美容師のせいにされますしね。
わかるわかる。
というのを思っています。
想いが熱すぎて押し売りと勘違いされちゃったのかな?ドンマイです。
まぁ、言い方次第でお客さんがお客さんのご機嫌を損ねてしまうというのは、今回の件のように実際あるんでしょう。
気をつけよ。
roomRoomの場合
僕もおそらくyukiも自分の利益のための「買ってくれ!」と押し付けたことはないです。
特に初回のお客さんに商品をおすすめするってあんまりないです。
(ほら↑みたいなことになると困るから。)
「おすすめシャンプーありますか?」って聞かれたら、悩みと髪質とかをみてお答えしますけどね。
あ、ブログを見てくれていると何かとスムーズです。
なんなら適したシャンプーをお客さんが買ってくれた時なんかは『やったー、売れた!』っていう気持ちはなく、『これで悩みが解決できるといいな。』とお客さんと同じ気持ちなような気がします。
んで、次の来店の時に「前買ったやつ良かったんでまた買っていきます!」って言う反応の時に初めて『いい商品に出会えてよかったね!いい商品扱ってるでしょ!?(どやっ!)』みたいな。
『ありがとう』と『どういたしまして』を同時に行っている感覚。
お金をいただいてて偉そうですが、正直そんな感じです。
悩んでいることがうちにあるアイテムで解決しそうならおすすめするし、そうでないならお客さんにお任せ。
まぁ、専門家として普通なことですね、「これで解決するかもね。」という可能性をお伝えします。
よくあるパターン1
最近頭皮がかゆくて、病院で頭皮用の化粧水つけてます・・・。
とかも聞いたりすることもちょくちょくあります。
山田の美容師としての意見は、
市販のシャンプーで頭皮の脂をとりすぎて乾燥して、かゆみが出てるのでは!?
シャンプーを変えるのが一番の解決策だと思うけど・・・。
って思うので、頭皮に負担の少ないシャンプーは紹介はしますが「高いですね・・・。」と、買う人は少ないです。
別にショックを受けるわけでもなく、思うのは・・・
シャンプーが原因ならシャンプー変えるだけで頭皮はずっと健康でいられるし、病院に行く必要もないし、ついでに髪の負担も少なくなるし、一番コスパがいいのでは!?
ということ。
それは自分の意見なので、もちろん押し付けませんし否定もありません。
美容師として、解決の可能性のある一つの意見を提案しているだけなので、なにを選択するかはお客さん自身が選んでもらって。
「一番可能性が高いのはシャンプーだから、このシャンプーにさっさと変えなさい。」
と、ちょっと強めに意見をするといえば、家族や友達くらいですかね。
この間、通ってるマッサージのお店の方も同じことを言っていました。
「なんかみんな悪い症状が出てから病院行ったりするよね?でも予防を意識したほうがずっと健康だからそのほうがいいよね」って。
うん、わかる。
『肌が弱い』とか『色落ちしやすい』とか悩みがはっきりしているのならアイテムのランクをあげてみて悩みが解決できるかどうかを体験することが大事だと思ってます。
よくあるパターン2
もちろんシャンプーだけの話じゃないです。
ワックスつけても、スタイルが夜までもたないんですけど、どうしたらいいですか??
ワックスは束感とかまとまりでるけど、キープってなるとスプレーが必要かなー。スプレーもければ硬いほどもちはいいよ。
1個のスタイリング剤で済ませたいなら、ジェルとか?
どんなスタイリング剤も、濡らしたり触ったりすると崩れるから、朝セットし終わったらキープするためには触らないっていうのが基本。
ワックスだけがいいんですよね・・・。スプレーってシャンプーで落ちづらいし。
あー、それはあるね。
ってな感じ。
僕はただ自分の知識で、正直に説明しているだけであって、スプレーを売りたいわけでもないし、ジェルを売りたいわけでもない。
お客さん的にデメリットを感じる部分もあるのなら正直に言ってもらうことが今後、無駄な提案をしなくなるのでそれはそれでオッケーです。
アイテムを売るノルマ
実際、「今月は商品を売っていきましょう!」というお店は存在すると思います。
ノルマはなくても、目標とプレッシャーはありそうです。
もちろん売れれば個人にマージンが入るのでそれをモチベーションに頑張る人もいるでしょう。
お店のキャンペーンなんかで店で一番売った人にボーナス!とかもあると思います。
今月はA社、来月はB社のシャンプーをお客さんにおすすめしよう!っていう意味不明なキャンペーンもあるとかないとか。
僕のイメージですが市販のものより、サロン製品のほうがワンランクレベルは上なのかなと思ってはいるので、市販のものを使っているお客さんにとってはおすすめされた商品を買っても損ではないと思いますが、自分の売り上げのために商品を紹介して買ってもらうっていうのはちょっと誠意がない気がします。
あくまでお客さんのためにっていうのがしっくりきませんかね?
本来の流れは、お悩み解決やお客さんが目指すレベルを把握して、それに伴うくらいかそれより少しだけ上のレベルを紹介して、お客さんが納得して使い続けるというのが理想の流れです。
もちろん美容師としては最上級を目指したいし提供したいですが、美容に対する価値は人それぞれなのであまり無理させない感じですかね。
あ、うちはノルマも目標もないです。
『このアイテムはよさそうだ!』と思ったやつをまずは自分で使ってみて合格点になったものだけ仕入れますし、提供しますし、ブログやインスタで紹介。
ネットの口コミじゃなくて本当に使った感想のほうが参考になるので。
そんな感じです。
最後に
さっき書いたように、市販のシャンプーとサロンシャンプーを比べるとほとんどのサロンシャンプーのほうがレベルが高いと思います。
なのでおすすめされたら受け入れて使ってみるというのもありだと思います。
だっていままで使ったことないのに“値段が高い”という理由だけで拒否し続けるのはもったいないから。
値段を上げて購入するアイテムのレベルを上げたほうがいいものに出会える可能性は間違いなく上がります。
もちろんシャンプー以外でも同じで、化粧水も、スタイリング剤も、同じ。美容のアイテム以外で食べ物や洋服も同じだと思います。
だからいいものを紹介しようとすると一般レベルと比べるとお値段が(結果的に)高くなってしまう、という流れですね。
紹介されても求めているものでなさそうだったら普通に断ればいいんですよ。
断られ慣れてますし。
興味があって、ちょっと頑張れば買えそうだったら使ってみればいいと思います。
もちろん生活を切り詰めてまで買う必要はないですけどね。
ここ最近は値上げが著しいので切り詰めたい気持ちになるのはめちゃめちゃわかりますが、節約ばかりに目をやると周りが見えにくくなるので要注意です。
髪、楽しんでいきましょ。
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roomRoom hair&spa
新潟駅からほど近く、髪がつややかになるトリートメントと、気持ちよいだけではなく効果を実感できるヘッドスパを体感できる美容室。万代近くで新潟駅から徒歩圏内ですが、店舗隣には駐車場も完備しています。
お客様の10年後の髪と頭皮が健康でいられるよう、施術と薬剤に徹底的にこだわっています。外見だけでなく、内側からの美と健康を追求し、お客様に満足いただけるサービスを提供していきます。
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