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はじめに
GW、新潟に帰省中に髪を切りに久しぶりにroomRoomに寄ってくれた方、連絡くれた方ありがとうございました!
本当に心からありがとうございます!
またいつでもお待ちしてますからねー!!
さぁてさて。
髪型をオーダーする時って大きく分けて2パターンあると思うんですよ。
【デザイン】、【手入れ】。
無意識にどちらかを重要視して髪型をオーダーしているのです。
ただデザインと手入れは相反する関係でもあるような。
今日はそんなブログです。
デザイン重視のカット
デザインってどういうこと?、というとまぁ“見た目”重視ってことですかね。
髪切りたてが一番いい感じ。
- 骨格の似合わせ
- イメージ(世界観)が明確
- 画像を見せて「これにしたい!」みたいなオーダー
こんな感じ。
【似合わせ】になってくると美容師としては腕の見せどころですね。
大事なのは美容師の技術とイメージの共有。
見るのは骨格、顔のパーツ、洋服のイメージ、身長など。
デザイン重視でお気に入りの美容師を探すならスタイルチェックが必須ですね。
デザインが自分好みの美容師を探しましょう!
手入れ重視のカット
手入れっていうと・・・生活のしやすさと言いますか…、普段のお手入れのしやすさや“もち”が良くなるような感じですね。
- 「すぐ邪魔になるから前髪はギリギリ眉毛が見えないくらい。」
- 「ギリギリ結べるくらいでお願いします!」
- 「できるだけ軽くしたいです。」
- 「本当はもっとレイヤー高く入れたいけどすぐスタイル崩れるからボブベースで。」
こんな感じのオーダーは手入れ重視ですよね。
お家でいつも手入れするのはお客さん自身なので、大事なのはお悩みを引き出すことで理想の髪型を手に入れられます。
こちらはお客さんの正直な意見がないと、美容師も察するには限界があるので手入れで正直に明確に。
「髪が伸びて邪魔!」「重くてドライヤーの時間がかかりすぎてる!」
そんな悩みもカットで解決させるのも美容師の仕事ですな。
デザイン×手入れ
ほとんどの人が“デザイン”と“手入れ”をある程度のところで妥協して髪型をオーダーしてる感じだと思ますが、どちらもこだわりすぎると上手くいかないことが多いです。
「前髪を邪魔なんでめっちゃ短くしたいです!あと大人っぽく見せたいです!」
とかは(いや・・・、難しいな・・・。)って思っちゃう。
僕の感覚としては
前髪が短くなればなるほど幼く見えると思ってるんで、“前髪短い”と“大人っぽい”は同居できないのかなって思ってます。
まっ、感覚は人それぞれなんで、お客さん自身が激短前髪が大人っぽく見えるっていう感覚の持ち主なら問題ないんでしょうけど。
大多数の人は前髪長めの方が大人っぽく見えるでしょうね。
あとは・・・
「髪の色は暗めで透明感が欲しい」とかも、
これも僕の感覚ですけど、
髪の毛の透明感って、明るくて赤みのない薄い色で染まってるっていうイメージ。
だから透明感を求めるなら(明るくしないとじゃね!?)と思ってます。
他にもいっぱいあるけど、そんな感じでやりたいデザインと求める手入れどちらも叶えようとすると難しい場合が多いのです。
色落ちしないで根元が目立たないめっちゃ明るいカラーお願いします!
そんなのないよ。
何を重要視するか、それをまず決めましょう!
最後に
InstagramとかSNSの画像を見せて「これにしたい!」っていうオーダーは結構あります。
髪型によってはお家でセットできるか手入れできるかなどの葛藤がありますよね。
「肩にちょうどかかる長さがいいなぁ。でも肩に当たってハネちゃうなぁ。どうしよう・・・?」
みたいな。
ハネもよしとするか、毛先をアイロンで巻いてハネないようにするか、ハネるのは許せない、のかで提案とカットは変わってくるんですが、
家でアイロン使ってセットすれば一発で解決なのでは?
とも思うこともしばしば。
やりたい髪型があるなら手入れは必須だぜ。
でも人それぞれ髪に対する重要度も違いますし、髪にかけれる時間も違いますしね、悩むのはわかります。
まっ、結局のところデザイン重視の髪型も、手入れが楽な髪型をしてもいずれは崩れますし、
美容師としてはやはりデザイン重視思考なので、お手入れを重要視しすぎるとデザインにも影響してくるので、楽さを求めるのはほどほどに。というのが本音かな。
強風のドライヤーとか、吸水性の良いタオルとか、傷まないアイロンとか、手入れを楽にするためにはカット以外にもアイテムを使うっていうのもアリなのかなー、と。
そんな情報も世の中から拾いつつ発信できればなと思ってます。
では!