答え:roomRoomの縮毛矯正は2時間では終わらない。
はじめに
世の中の美容室には、くせ毛をストレートにするメニュー、縮毛矯正があります。ストレートパーマも同じメニューとしましょう。
同じ名前なのに美容室によってかかる時間も料金も違うのはなぜでしょう?
そんな解説をしていきましょう。
時間について
題名の、2時間っていうのはどうでもよくてですね、
なぜ早く終わるお店と遅いお店があるのかってところですね。
もしかしたらカットは別メニューにしてるだけで、想像より早くない場合もあるかもしれませんが、世の中には縮毛矯正とカットで2時間で終わるお店もあるようです。
ちなみにうちは4時間の設定でやってます、カットと縮毛矯正で。カットなしで縮毛矯正だけだと3時間くらいですね。それでも長いんですよ。わかってます。なんならこちらも早く仕上げたい。お客さんも座ってるのも疲れるじゃないですか。
でもマンツーマンサロンで安全にきれいに仕上げるのはこれくらいかかってしまうんですよね。
塗るのも一人、乾かすのも一人、薬は余計なダメージを与えないようにゆっくり反応させるのもの、薬を塗る前に毛髪クレンジング、すでにかけたところははみ出さないように、根元と毛先の薬は塗り分けて・・・など安全にやるっていうことは時間と手間がかかるのです
「早く仕上げてー。」って言われればできないことはないけど、満足できる仕上がりにできる確率が下がります。
薬を塗る前の毛髪クレンジングを省いたり、強い薬を使ったり、ドライヤーも下からバーっと乾かしてアイロンを高い温度でやれば、早く作業は終わります。が、満足するかどうかは・・・うーん。
例えば車でグーグルマップの表示で4時間かかる場所に向かうとするじゃないですか。
それはある程度の目安で、もっと早く着こうと思えばつけますよね、休憩なしで法定速度よりスピード出したりとか、高速道路でバンバン追い越したりすれば。
でもあんまりやらないでしょ、普通の人は。そのリスクを知ってるじゃないですか。
事故とかオービスや覆面パトカーとかにつかまる可能性だってある。
そのときは時間短縮に成功することがあったとしても、繰り返せば繰り返すほど、トラブルが起きる可能性が高まりますよね。
それと同じ感じ。(伝わったかはわからんけれども)
だからroomRoomではスピード重視ではなく、安全重視でやっていきます。
最後に
いろんな考えがありますが、基本的に美容室で使う薬剤って早く反応すればするほどダメージが強いんです。(って思ってる。)
スピードカラーとかもありますがダメージは強いです。
反応が早い=強い薬剤はキューティクルをこじ開けて「おらぁ!入るでぇ!」と、ズカズカ入っていくイメージ。
ゆっくり反応させる薬剤は、「お邪魔して、よろしいですか・・・?」と髪の内部にそぉっと入っていく感じ。
どちらが負担がかかるのは、まあ言わなくてもわかるでしょう。
早く仕上げる技術もすごく大事ですが、早さを求める大きなリスクを背負ってしまうことは美容師にとってもお客さんにとってもよろしくないことだと考えています。
スピードより、正しい判断、正確な技術と薬剤選定が大事です。
薬を使う技術は髪に反応させる時間が必要なので、いくら塗るスピードを早めても早く仕上げられる限界があります。(もちろん塗るのが遅すぎるのはダメ!!)
ということでroomRoomはスピードより安全優先でいきます!
では!